小野歯科医院 倉敷 |
投稿:小野歯科医院 倉敷 |
口は 食事、発音、嚥下、姿勢維持、呼吸のスイッチ… 口腔内は消化の入り口だけでなく、 コミュニケーションをとるなど社会生活でなくてはならないものです。 前回は、マスクについて書きました。 マスクも守ってくれる部分と、 使い方を誤れば健康を損なうことが指摘されて います。 今回は、顎や歯並びを作る要因について 書きます。 ↑これには、snsなど色んな情報があふれ、少々まいっているお父さん、お母さんも多いと 感じております🙇 心、食事の仕方や栄養状態、日常の習慣の積み重ねで、体は出来ていきます。 いくつか、「避けた方が良いこと」 を載せてみましたので、ご参考に😊 歯並びは、🦷 舌骨、首の骨を筆頭に背骨、股関節、 呼吸に関わる筋肉、腹圧など と特に密接に関わります。 なので、 「ハイハイをどの位の期間したのか」 とか 「いつから歩き始めたのか」 「どんなスポーツをしているのか」 「怪我の既往」 なども大切な情報です。 五枚目の写真は、 歯科矯正治療の際に横から撮るレントゲンですが、 首の骨の変形や、骨に現れる成長不足が頻繁に認められるようになりました。 (この写真のトレースは首の部分をフリーハンドで大まかに書いたものなので、精密なトレースではありません) 頸椎は7つあり、今回はE番目まで書いてます。 オレンジの矢印の部分は、頸椎の一部の外傷の痕を表しています。 骨の形が規則的でなかったり、変形していたり、湾曲がなかったり、削れていたり、長さが短かかったり…これは珍しくありません。 そしてこのレントゲンを見ても、 負荷をかけすぎるとダメージが大きいことが予想されます。 こういった子供達に、硬いものを食べさせると、どうなるでしょうか? 4枚目は、 硬い古代食を給食で食べているテレビ番組を 切り取ったものです。 姿勢を崩さないと食べられないんですね。 たくさん噛むことはとても大切ですが、 硬いものを噛む事ではありません。 また、逆に硬いものがやめられない場合は、 ストレスや、鉄タンパク質不足、糖質過剰…などが隠れている場合も多いです。 硬いものを食べる習慣の連続で、 歯周病悪化、食いしばり、歯根破折に繋がる可能性もあります。 ちなみに、硬いものには、 生野菜、パン(柔らかいパンも)も入ります。 他の人には合うやり方が、 自分には辛かったり、苦しかったことはないですか? 食べ方や好みから、体のサインを推測できる事も実は多いんですね。 食事を、「楽しくないトレーニング」 にしないことが大切です。 |
2021年3月25日(木) |
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