岡山県倉敷市藤戸町、天城小学校正門前の歯科医院 【小野歯科医院】 歯に関するお悩みはお気軽にご相談下さい。

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 小野歯科医院 倉敷
投稿:小野歯科医院 倉敷
こんばんは。
 昨日は母校の入学式でかわいい新一年生が当院の前をご家族と歩く姿が見えました^_^
 良い天気で良かったです。おめでとうございます🌸😍🙌
さて、今日は顎の成長に関わる体の発達、発育について。
 お腹の中から出てきた赤ちゃんの呼吸や噛む力、飲み込む力はまだまだ未熟です。
 生まれてすぐの赤ちゃんの背中が丸まっていて、Cの形になっているのは、その未熟さを補うためです。
 おっぱいを吸う(吸啜)ことは、
まだまだ未発育の咀嚼筋の前に
顔や舌の神経を育て、
背骨を育て上手に呼吸ができる基礎をつくり、
首の骨を上手を育てながら、中顔面、顎、咀嚼の基礎をつくる、とても自然なトレーニングの役割もあります。
 ただ、ずっとCカーブのままにしておくことは、神経の発達や、骨や筋肉の発育にマイナスとなります。
 例えば、すぽっとはまる椅子に座り、背骨が丸まったままで首だけが動く状態が長かったり、
身体をしめつける形での育児は、首の骨に負担がかかり、外傷力となってしまいます。
 回旋という骨の発育に大切な力を阻害してしまうからです。
 また、胸郭の発育の邪魔をします。
 これは、咀嚼や嚥下、歯並びや呼吸にも悪影響となります。
 表情が乏しかったり、上下の顎の発育が悪かったり、転びやすく歯の外傷に繋がることもあります。
 また、乳歯の左右上下の前から4番目の歯が生えそろう前に、
 ・口を大きくあけて頬張る食物や、
 ・固形物を食べさせることも、
首に負担がかかり、丸呑みや早食べを作ります。
 色んなものをガツガツとおいしそうに食べる姿はとっても可愛いのですが、
あせらずゆっくりいきましょう^_^
 咳や鼻水など風邪や花粉症でない状態での、マスクの長時間使用の問題もでてきています。
 さて、子供さんの矯正を考える時、歯科では必ずセファロというレントゲン写真をとります。
 その年齢での上下顎の平均的な成長と比べたり、首の骨の成長の状態を確認します。
 3枚目、4枚目は一卵性の双子のセファロ写真です。
 歯の形は似ていますが、顎の形、
首の骨の傾斜や大きさ…全然違いますね。
遺伝だけで身体は作られていません。(もちろんベースとはなります)
 遺伝的な要因だけでなく、いろんな生活歴がレントゲンには現れます。
 もちろんそれでもわからないことも多いですし、リカバーが難しいこともあります。
 周りの子と比べず、小さな一歩を大切に、発育に繋げていただければと思います。
 2枚目の写真の本は、今年三月に発刊された師匠丸茂義二先生の本です。
 解剖、生理、組織、病理学…をベースとした圧倒的な裏付けに基づいており、歯科だけでなく医療職の方にも大変面白い内容と思います^_^



2022年4月12日(火)

 小野歯科医院 倉敷
投稿:小野歯科医院 倉敷
 約90年前の「食生活と身体の退化」という本を見ていると、近代食(精製小麦、精製砂糖、缶詰、ジャムなどいわゆる長持ちする加工品など)をとっておらず、地元の魚や海産物を十分取れている、未開地域は大きな問題(多数の虫歯、歯列不正、足の変形、結核など)が少ないことが記載されています。もちろん、90年前に比べて、海の状況は良くはないかもしれませんが、だからといって海のものを食べないのはもったいないのです。私達のルーツは海の中から。海には大切な栄養素がたくさん含まれています。 食べること、消化吸収すること、いらない物を排出できる力が大切です。 ベースとなるタンパク質として、肉、卵、豆類…色々な物をバランスよく取る中で、海産物は忘れがちですが、健康に繋がる要素が大きいです。 一回の食事の中で二種類のタンパク質(魚と卵、肉と豆腐など、卵と納豆など)を意識することも大切です。そして、太陽を浴びることで体内でビタミンDは合成できますが、コレステロールが少なすぎる方、春夏であまり日を浴びなかった方は、欠乏してることが多いと言われています。 冬は、少しでも日を浴びることを意識したり、キノコや魚類などビタミンDを多く含む物を意識しましょう^_^ 免疫の正常化、歯の健康、心の安定にも大切ですし、その他でも重要な役割がたくさんあります。 また、魚は形態や硬さとして、子供から大人までちょうど良い硬さで、お箸を上手に使える練習にも最適です。 お茶碗を持ってお箸でご飯を食べられることは、学習できる身体のスタートです。 椅子に授業中座っていられる力、黒板とノートを行き来できる目の使い方、文字や数字、漢字の認識にも繋がります。 お箸の使い方をマスターするという「お行儀」は、身体作り、噛み合わせ作りの基礎にもなり、理にかなっているんです。

2022年3月4日(金)

 小野歯科医院 倉敷
投稿:小野歯科医院 倉敷
口は
食事、発音、嚥下、姿勢維持、呼吸のスイッチ…
 口腔内は消化の入り口だけでなく、
コミュニケーションをとるなど社会生活でなくてはならないものです。
 前回は、マスクについて書きました。
マスクも守ってくれる部分と、
使い方を誤れば健康を損なうことが指摘されて
います。
 今回は、顎や歯並びを作る要因について
書きます。
 ↑これには、snsなど色んな情報があふれ、少々まいっているお父さん、お母さんも多いと
感じております🙇
心、食事の仕方や栄養状態、日常の習慣の積み重ねで、体は出来ていきます。
 いくつか、「避けた方が良いこと」
を載せてみましたので、ご参考に😊
 歯並びは、🦷
舌骨、首の骨を筆頭に背骨、股関節、
呼吸に関わる筋肉、腹圧など
と特に密接に関わります。
なので、
「ハイハイをどの位の期間したのか」
とか
「いつから歩き始めたのか」
「どんなスポーツをしているのか」
「怪我の既往」
なども大切な情報です。
 五枚目の写真は、
歯科矯正治療の際に横から撮るレントゲンですが、
 首の骨の変形や、骨に現れる成長不足が頻繁に認められるようになりました。
 (この写真のトレースは首の部分をフリーハンドで大まかに書いたものなので、精密なトレースではありません)
 頸椎は7つあり、今回はE番目まで書いてます。
 オレンジの矢印の部分は、頸椎の一部の外傷の痕を表しています。
 骨の形が規則的でなかったり、変形していたり、湾曲がなかったり、削れていたり、長さが短かかったり…これは珍しくありません。
 そしてこのレントゲンを見ても、
負荷をかけすぎるとダメージが大きいことが予想されます。
 こういった子供達に、硬いものを食べさせると、どうなるでしょうか?
4枚目は、
硬い古代食を給食で食べているテレビ番組を
切り取ったものです。
 姿勢を崩さないと食べられないんですね。
 たくさん噛むことはとても大切ですが、
硬いものを噛む事ではありません。
 また、逆に硬いものがやめられない場合は、
ストレスや、鉄タンパク質不足、糖質過剰…などが隠れている場合も多いです。
 硬いものを食べる習慣の連続で、
歯周病悪化、食いしばり、歯根破折に繋がる可能性もあります。
ちなみに、硬いものには、
生野菜、パン(柔らかいパンも)も入ります。
 他の人には合うやり方が、
自分には辛かったり、苦しかったことはないですか?
 食べ方や好みから、体のサインを推測できる事も実は多いんですね。
食事を、「楽しくないトレーニング」
にしないことが大切です。

2021年3月25日(木)

 小野歯科医院 倉敷
投稿:小野歯科医院 倉敷

こんばんは。
新型コロナウイルスに関して、日本でも報道されるようになってから一年以上経ちました。
 ウイルスの発見の過程や、PCRの取り扱いなど色んな疑問点も感じるところもありますが、
 罹患した人を責めない、
 自分が罹患しにくい心と身体を作ることを
心がけたいものです。
基本的には、
 食事、睡眠、お風呂につかる、手洗い、うがい、換気、ソーシャルディスタンスを守る、体調悪ければ休む…
 など基本的なことを続けていくことが、特効薬ではないけど、効果を生むことはわかってきています。
 ただ、長期戦になります。
ワクチンがでたから、即解決とはいきません。
長期戦では、「気合」ではもちません😂
心を壊したり、人に攻撃的になったりする方も
増えました。
 若い人がコロナ感染でない理由で、たくさん亡くなってます。
 これは心が弱いから、と片付けてはいけない問題です。
 インフルエンザによる学級閉鎖はほぼ聞きません。
 色んな要素はありますが、みんなががんばった効果は直接的でないけれど、出てきています。
(風邪をひけない、というのも後々問題になりそうではありますが…)
 長期戦では、気合で無く😅、
リラックスできる考え方を自分が自分で選択できるか
が鍵になるのではないでしょうか。
 知識や情報で安心するのもひとつ。
 リラックス法をもったり、リラックスする考え方を学ぶのもひとつです。
 そういう意味で、エンタメの力、趣味の力、
は配慮しながら大いに活用するべきと思います。
    恐れや怒りの中で偏った考え方を、リラックスしてフラットにする力もあると思います。
さて、前置きが長くなりましたが、
今日はマスクについて書きます。
(歯ブラシについても書きたかったのですが、長くなったので次回にでも)
 今回の感染症対策で、マスクは大きなツールの一つです。
 これは、昨年から何回か書いてますが、
マスクは、
・自分の咳や唾液という飛沫を、撒き散らす量が少なくできること
・自分が何かを触った手で、口周りを触らないことへの予防効果
・あとちょっと、外からの感染を防げる
 これは↑マスクの取り扱いで、効果が変わります。
 高機能pcで弾き出されたデータにも、人がどう扱うか、という観点は測れません。
不織布、ウレタン、布…のマスクの差だけではないんですね。
 (そして、よくテレビでみる透明なマスクですが、全く効果ありません。
 なんで、シュミレーションに入れなかったんでしょうか😅)
例え、どんな高性能のマスクを使っても、
・食べながら使用するとか、
・何回も外したりつけたり、ゴムでない部分をベタベタ触ったり、(それを保管する場所の状態も含めて) 色んなところに置いたり、何日も使えば意味がありません。
 そして、マスクをすることでの不都合も診療の中で感じます。
例えば、
 ・口呼吸や浅い呼吸
    ・口腔内の乾燥、細菌等の繁殖しやすい環境
 ・口を動かすことが減り、成長期の成長へのマイナスとなる可能性
 ・密着度が高い、高性能タイプほど、顎は後ろに押されます。
     (写真の骨の写真に矢印を書いてます)
  そこに外で歩くことが減り、個食でスマホを見ながら下向きや横を向いて食べること、
ストレスでの甘いもの摂取の増加
が加わると口の中の環境はますます悪化し、
顎関節症も増えてくるでしょう。
 もし、マスクしつつ食べると、
・顎の動き方も変わります。
舌が後ろに下がって咬み方、呼吸や飲み込みにも影響でるでしょう
・マスクも汚染されます。
 なので、感染対策としておすすめしません。
適切に、そして効果と限界を知りつつ、種類や付けはずし含め、
使い分けをしていくのが現実的かと思います。
 子供さんに関しては、マスク下で歌うことで、先生の口元が見れず、歌がうまく歌えない子も増えているそうです。
 音だけでなく、目でも学んでるんですねー。
とはいっても、当院での待合室ではマスクの着用をお願いしてます。
 換気や清掃は出来る限り充分してますが、やはり歯科医院という人も集まる環境なので、リスクを少しでも下げたいからです。
 0か100というどちらかだけの考え方(マスクする派としない派とか)でなく、
誰かに答えを聞くだけでなく、
その場の状況に合わせて、自分で考え調べる癖をつける機会なのかもしれませんね。



2021年1月25日(月)

 小野歯科医院 倉敷
投稿:小野歯科医院 倉敷

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
一枚目は、出勤しながら見た、初日の出です😂
 昨年は、色んな概念がガラッと変わった一年でした。
今まで安く買えていた、マスクや手袋、消毒用アルコールが一時期全然買えませんでした。 
 人にとって大切な、
人と会うこと、話すこと、触れ合うこと…
がよくないとされました。
    私達の先祖はこれまでも、ウイルスや細菌と共存してきました。なんなら、彼らの方が人間よりも歴史は長いです。
 私達の体の中で、細菌は「善玉」「悪玉」と
分けられてきましたが、二つには分けられないことも、昨年一年でわかってきたように思います。
 さらにウイルスはもっとシンプルで、生き抜くために身体をどんどん変えていきます。
 さて。
写真の富士山の本は360度で富士山の色んな風景を表しています。
 新年らしくて、昨年末購入しました^ ^
それぞれの立ち位置で、
 太陽と富士山が一緒に見える景色
 太陽は見えない景色
 鶴が飛んでる景色
 雲で富士山が隠れる景色
    雲と富士山が見える景色
 上から富士山を眺める景色…
色んな風景を楽しめます。
ある位置から見ると、鶴はいませんが、
ある位置から見ると鶴はたくさん見えます。
人はつい
「こっちから鶴は見えないよ!嘘つくな」
と、言いたくなります。
でも、向こう側からは、飛んでる鶴がほんとに見えるんです。
…周りくどい言い方をしましたが…
今回のcovid-19に関しても、立ち位置や見方によって、一つのことでも、正解でもあり、間違ってもいたりします。
曖昧な部分もたくさんあります。
 あなたは何を採用しますか?
 学術的なデータも大切。
データで表せないけど、気分や思いやりも大事。
 データも立ち位置によって全然見方が変わります。
・PCRでの、サイクルの違いや、感染者とPCR陽性者の違いは?
・コロナ単独での死者や重傷者は?
・偽陰性と偽陽性の捉え方
・ワクチンの95%有効ってどういうこと?
・インフルエンザとの違い
・後遺症、亜鉛欠乏様の症状、血管障害のメカニズム…
色んな情報の中で、どれを採用するか。
自分で選んで決めること。
意見を聞くことは大切ですが、丸投げしないことが大切ではないかと思います。
 知ることで、考えることで、相手の立場を想像することで、大切な人を思い浮かべることで…
  ・人を傷つけなくてすみます。(差別など)
  ・自分を守ることができるのでは。
 残念ながらどんなに気をつけても、(マスクをずっとしていても)絶対感染しない、という方法はありません。
誰しも感染する可能性はあります。
 でも感染しにくく、いかに発症させないか、という工夫は出来ます。
 一年の疲れが出て、冷えて乾燥するこの時期は免疫も落としやすい。
 ・少し早めに休みましょう。
 ・炎症を引かせる身体作り(糖(代用甘味料含む)のとりすぎと油の種類や調理法に注意、無理しない運動)
 ・飲み過ぎ注意😂
   ・帰ったら、手洗い(鼻うがい、うがい)保湿
 ・ゆっくり鼻呼吸(姿勢も大切)
 ・深呼吸する習慣を
   ・5分でも散歩、を続ける
 ・日にあたる、お風呂につかる
 ・美味しく食べる(お腹すいてから次を食べる)
   ・寝る前までには歯ブラシをして、すっきりと。
(入り口をきれいに保って、肺や腸に負担をかけないように。循環よくするように)
 ・風邪をひくこともあるでしょう。ここでしっかり休むこと。
 風邪は万病の元。
毎日続けられる無理ない対策を行う(手洗い、清掃、換気、行った場所での過ごし方の工夫など)、続けるのが難しいものは無理しない。100点を目指さず、60〜70点を確実に取る感じ。
 口の中では、(今まで大丈夫だった)弱いところが風邪などの体調不良をきっかけに急に腫れたり痛んだりすることもあります。
  体の強さを過信せず、困ったらお互い様で、補いあえたら良いですね。
  とにかく、心が折れないように。
 そして、年末年始お仕事してくださってる皆様、ありがとうございます。
 早くみんながリラックスして過ごせる日々になりますように。
新年は1月4日から診療スタートです。



2021年1月1日(金)

 小野歯科医院 倉敷
投稿:小野歯科医院 倉敷

紅葉がきれいで、ドライブにもとても良い時期となりました^ ^
 写真は岡山市を走っている路面電車です。現在ライトアップをしていて、かわいいです^ ^
さて、よく車は身体に例えられます。
 車は、ボディと、エンジンと、電気系統、ガソリンなどの燃料とタイヤと運転する人で成り立ちます。
(詳しくないので、ツッコミはなしで😂)
 身体も、ボディとエンジン(心臓など)とガソリン(タンパク質、糖質、脂質)と、タイヤ(足)と、その人の心(ドライバー?)で成り立ちます。
 もちろん、スムーズな動きを助ける食物繊維やミネラルやビタミンなども大切です。
 定期的な点検も安全に乗るのに大切ですし、
 ドライバーのコンディションや気分も大事。
 そして、適度なストレス(ストレスはありすぎてもダメ、なさすぎてもダメ)、アクセルとブレーキの使い方、目的地の設定…。
 定期点検してても、アクセルを踏みすぎるとぶつかるし、ブレーキだけだと進みません。
 使ってると出るサビや汚れは、早めに取ると安心です^ ^
 また、ガソリン(何を食べるか)も、その車(それぞれの人)に合ったものを入れないと動かなくなります。
 人に合うものが、自分に合うとも限りません。
(テレビや雑誌に取り上げられたものでも、自分に合うかどうか…)
  軽自動車だから軽油ではありません😁
 それぞれの人にそれぞれ合うものがあります。
同じ人でも、時期や体調、気分…その時々で違うでしょう。
 口の中はエネルギーを消化吸収するスタートでもあり、感染症の入り口ともなりやすく、エンジンや内部の状況を推察できる場所でもあります。
 心の状態がもろに出たりもします😂
歯ブラシをしていても、なんで虫歯や歯周病や口内炎が進むんだろう…
 原因は一つではありませんが、治療ベースだけでなく、この次どう防ぐかを考えることが大切です。
綺麗な景色や好きな物を見て、テレビやネットは見過ぎず、日光にあたり、
 お菓子やジュースは出来るだけ少なめに。
アレルギーや感染症防止にも、ビタミンD、C、Aなどを意識。亜鉛も大切。ベースのタンパク質も忘れずに。
 牡蠣が美味しくなる時期ですね。季節を楽しんで食べることが大切です。
 ちょっと疲れたら、無理せず休んだり、深呼吸したり、趣味を楽しんだり、リラックスも大切。
 足したり、引いたり、がんばったり、楽しんだり、慎重になったり…
 自分の身体を自分で守る気持ちが大切です^ ^
心も身体も車も安全運転を^ ^



2020年11月28日(土)

 小野歯科医院 倉敷
投稿:小野歯科医院 倉敷

こんばんは。
早いもので、今年もあと6週間ほどですね。
あっという間に、2020年ももう少し。
街はクリスマスのイルミネーションの準備が始まってきています🎄🎅
 さて、皆さんは趣味はありますか?
今年は、これまでなかった状況でさすがに私共も少々センシティブになりました😭
 そんな中、院長、副院長の心を温めてくれたもの一つが音楽でした。
 その中のひとつ、打首獄門同好会のアルバムが本日発売です😁
 これまでも、歯科医師の子安先生とコラボした楽曲などで、楽しく口腔内の衛生や、身体や心、栄養についての発信も多かったバンドです。
 クスッと笑いつつ、素晴らしい演奏でとても元気がでる楽曲の数々かと思います。
 今年は自粛により、音楽やアニメや映画やゲーム、アートなど、触れる時間がさらに多くなったのではないでしょうか?
 日本の文化のポテンシャルの高さを改めて感じました^ ^
 ストレスがかかった時に、人は思考で色々考えてしまいがちです。
 ただ、これはかえって自分を苦しめることが多いようです。
 それよりも、楽しいこと、好きなことをする、睡眠を多めにとって、美味しく味わうこと、深呼吸…が早道であることは脳科学的にもわかってきています。
 →なので、一見ムダと思えることは、ムダではありませんし、
 栄養の効率だけでなく、好きなものを食べることは心にとっても効果があります。
(なので、ストレスがたまると暴飲暴食に繋がることも多いのですが…)
 歯科の方からみた、成長発育や口腔衛生にとって大事なことのひとつに
「お行儀よく、味わって食べること」があります。
食事を味わって食べてますか?
水分と共に丸呑みになっていませんか?
食べても食べても満足できなくなっていませんか?
 姿勢とかみ合わせと呼吸は相関し、
味わうのは、舌だけの力ではありません。
心の状態も関係します。
 味覚を感じるには、姿勢と舌(骨)の位置、胸郭の成長、股関節の状態、首周囲の発育…と
上顎の成長、顎関節の機能発育、呼吸機能は、
離れているようで密接な関係があります。
(ちょっと難しいですね…。スルーしていただいても大丈夫です😂)
栄養不足で味覚障害になることもあれば、呼吸機能に問題あっても、味覚にとってマイナスになります。
 ただ、日常のなかで、呼吸障害を自覚することはほとんどありません。
 また、運動やスポーツをしているから呼吸機能に問題ないというわけでもありません😭
 簡易的な肺活量計で測定してみても、その身長体重での平均よりも大きく下回っている子供さんは多いです。
 大人も子供も、楽しむことや新しい経験やチャレンジはとても大切です。
 それを助けてあげる身体の使い方(引くもの、足すものや注意すべきこと)を知って、出来るだけシンプルに、より生き生き暮らせるように。
 今のこの瞬間の連続で未来は作られます。
例えば、ソファーに丸まって座ったり、寝転んで長時間行うスマホやテレビ鑑賞は、
呼吸と噛み合わせにもマイナスです。
楽しむことは良いので、やり方の工夫をしましょう。
 特に成長期の子供さんにとって、長時間を毎日となると、その姿勢にあった身体の発育をします
 (高齢者にも多いです。)
楽な姿勢で失うものもあるんですね😭
さて、当院で11月に行った、子供歯並び相談会を12月も行います。
 今のお子様の発育段階や歯並びからわかること、よりよくなるためのヒントや工夫もお話しする予定です。(お一人30分)
詳しくはお電話かメッセンジャーにてお問い合わせくださいませ。



2020年11月18日(水)

 小野歯科医院 倉敷
投稿:小野歯科医院 倉敷

「子供歯並び相談会のお知らせ」
こんばんは。
だんだんと、寒さを感じる季節になってきましたね。
 生活様式や、システムが変わり、心や身体に変化が出てきてる方も多いように感じます。
 さて、改めて口の役割について考えてみると、
食べる(噛む、味わう、飲み込む)
消化のスタート
免疫に関与
声を出す
鼻呼吸をサポート(舌の良好な状態がポイント)
身体が倒れそうな時など、噛みしめて支える
体幹を保つ…
など、生活になくてはならない部分であり、楽しみを支えたり、健康にとって大切な働きをしています。
 いろんな動物をみていくと、
その食や生活スタイルにあった、歯の数や形、顎の形態、かみ合わせをもっています。
 人間も
・全身の骨格(特に股関節や、脊柱の形態)
・筋肉
・呼吸の状態
・お腹の中からスタートする栄養状態
・授乳やハイハイ、歩行量、けがやスポーツ歴などこれまでの体の使い方
・歯の数や大きさ
…など、歯並びは色んな要素から出来上がります。
 また、歯並びは大人になってからも使い方で変化します。
その人の個性を現すものでもあります。
 さて、当院では11月6日に無料歯並び相談会
を行います。
ここでは、
 矯正をする、しないということでなく、
 今、歯並びから見えるお口はどういう状態で、今後どういう可能性があるのか。
 その子が大人になってからも、虫歯や歯周病など口の疾患で悩まず、健康的で過ごすためのヒント
 など、時間は限られていますが、個別にお話し出来ればと思います。
詳細は、お電話か、メッセンジャーなどでもお問い合わせくださいませ。
(メッセンジャーでお問い合わせの際は、3日経過しても返信ない場合は、届いていない可能性があるので、お電話いただけますでしょうか?)
なお、矯正治療を行う場合や、より詳しく診断する場合は別途検査(有料)が必要となります。



2020年10月13日(火)

 小野歯科医院 倉敷
投稿:小野歯科医院 倉敷

当院でもお勧めしている、はたらく細胞。
なのですが…。
 今年特有の前半部分は良いのです。
 昨年作られた後半に誤解される部分があるので、歯科の観点から投稿させていただきます。
 けして、悪口を言いたいわけではありません🙇
もし、ご意見あればいただければと思います。
まずは、歯科でよく問題になる糖分。
 糖の過剰で、虫歯と歯周病(歯肉炎含む)とアフタなど粘膜疾患、カンジタ(真菌)は悪化します。
 ただし脱水等起こった時は、確かに水分だけでなく、塩分、糖分があった方が身体に速やかに吸収されやすいです。
 この際、1番吸収がよいものを自作するなら、500mlつくるのに
水 500ml 
塩分(1〜1.5g)
ブドウ糖(10g)
味を整えるのに、レモンなど少々。
食品用重曹1gくわえてもよし。
 ポカリには、糖質として砂糖とブドウ糖加糖液糖が入っております。
 成分表には糖質でなく炭水化物として書いてあり、100mlに約6.2gなので、だいたい500mlだと30g以上入ってます。
(炭水化物は、糖と食物繊維を合わせたものですが、食物繊維はほぼ入ってないでしょうから)
  まず、量が多すぎます。
そして、砂糖(ブドウ糖+果糖)と、果糖ブドウ糖液糖が入ってます。
 500mlに30gとは、↑の比率はわかりませんが、砂糖で30gとすると、角砂糖10個分です。
 スポーツドリンクで、ペットボトル症候群(一過性の急激な糖尿病)として、またビタミンB1不足でウォルニケ脳症も指摘されています。
 砂糖は、たくさん入ると腸での吸収が悪くなり、また下痢をしやすくなります。
 悪玉菌も大好きです。
(嘔吐下痢をしている子供にスポーツドリンクをあげるのは、逆効果です。どうしても他のものが受け付けられない場合を除いて)
 果糖ブドウ糖液糖は、よくアイスコーヒーなどにいれるシロップです。
 冷たいものに溶けやすく、冷やすととっても美味しく感じます。
 (ホットコーヒーには入れませんよね)
 こちらは、甘味が強く、少量でとっても美味しくなります。そして、安価でできます。
(清涼飲料水が、水より安い理由がわかります)
 冷やすとより甘味が増します。なので、常温で飲むと…です。
 果糖ブドウ糖液糖は、
遺伝子組み換えの問題、血糖値の急上昇、糖化リスク、食欲低下、腸内環境の悪化、味覚の鈍化…など、悪い面も指摘されています。
 ↑まず、この二つの組み合わせと、量で、水よりも身体に近い水といえるのでしょうか。
 いわゆるスポーツドリンクは、身体によいと宣伝されているので、学校やスポーツの現場でよく使われます。
 歯科では、小学生まで虫歯や歯肉炎がなかったのに、進学して部活などでこれらを常飲することで、急激に悪化することを経験します。
 だからといって、スポーツドリンクを薄めると、ミネラル(ナトリウムやマグネシウムなど)は有効量より少ないので、意味がありません。
 もし薄めるなら、経口補水液です。
ただし、これは予防として常飲すると、塩分が多いので血圧があがり、危険です。
 高齢者や基礎疾患がある家族の方がいらっしゃれば、もしもの時のためにご家庭に準備しておくとよいかと思います。
基本的には、
 水と麦茶を。可能なら、自作の経口補水液を(その日飲みきりで)
 もし、その場にそれらがなければ、飲まないよりはスポーツドリンクを飲んでも良いでしょう。
 カフェインが多いものを飲み過ぎると、胃腸が荒れる場合があることと、尿ででやすいので飲みすぎないように。
そして、
 ・タンパク質不足の方は水がためられないので、タンパク質を(無理ない程度で)意識してとる
 ・アイス、ジュース(100%ジュースや野菜ジュースも含む)、お菓子、スポーツドリンク、栄養ドリンクを飲み食べすぎない(多くても週1回程度)
  ・睡眠をできるだけ
 ・朝ごはんに、和食を(味噌やしょう油を使うもの)
  ・体温を毎日測っておく(普段を知る)
  ・水分は一気に飲まず、チョビチョビ回数を
  ・マスクは適宜はずす 
   ・鼻でしっかり深呼吸
 など、出来ることから^ ^
また、子供さんへの夜寝る前のスポーツドリンク習慣は、やめましょう。
 うがいや歯ブラシで、なかったことにはできません。口の中だけでなく、就寝時で空腹時の高血糖で身体になにが起きるのでしょうか。
今回の投稿にあたり、岡崎先生、豊田先生の投稿を参考にさせていただきました。ありがとうございました。
 間違いがあれば、ご指摘いただけますと幸いです。



2020年8月18日(火)

 小野歯科医院 倉敷
投稿:小野歯科医院 倉敷

こんばんは。
散歩をしていて、久しぶりに岡山神社に参拝してきました。
 現代アートがあったり、とても落ち着く空間でした。
 ちなみに狛犬の歯並びと口蓋(上顎)がとてもきれいで、舌もいい感じでした^ ^
 散歩や、好きなことをするのは、身体にも心にもとても大切ですね。
さて、今日は熱中症、感染対策を。
 暑くなり、雨で湿度も高く、蒸れやすい時期に入っています。
 マスクに関しては、正しく使えば防衛になりますが、
 例えばマスクの外側をそのまま手でつかんで取り外ししたり、顎に引っ掛けたままアイスクリームをなめつつ歩く、とか、マスクの下で口呼吸になり、口腔内が乾き、唾液がからからになるとすると、かえって心配です。
 また、もったいないからと、使い捨てタイプのマスクを長期間使うことも…
 場所や環境、温度、湿度、年齢、基礎疾患含め体調を考慮しつつの着脱の判断が必要かと思います。
 マスクをしていて、喉が乾くからといって、糖分の多いスポーツドリンクや清涼飲料水の量が増えると、本末転倒です。
 こまめな手洗いと手荒れ防止の保湿も引き続き大切です。
 今後も公共の場や、人の多く集まる場所では、マスクをすることが多いかと思われます。
 自分が使ってみて感じたのですが、
洗濯するタイプのマスクをつけた時、柔軟剤などの香りがとてもキツく感じて、鼻呼吸出来ませんでした。
 なので、洗濯する時に洗剤や柔軟剤でなく、
マグネシウムを使った、洗濯マグちゃんなどの使用も良いかと思います。
 臭いが気にならず、快適に使えました。
 ちなみに、マグネシウムは、カルシウムとバランスをとるミネラルで、マグネシウムの不足で心疾患が増えたり、血糖値と関わったり、夜中に足がつりやすくなります。
 にがりをうまく取り入れたり、エプサムソルトなど皮膚からの吸収も可能ですので、カルシウムだけでなく、マグネシウムも意識してみましょう。
 また、マスクをするので、口腔ケアをしない、という声も聞こえてきました😭
 歯ブラシなどの清掃で全ての悪い菌がなくなることはありませんが、清掃をしてあげて、絶対数を減らすことで、悪玉菌、善玉菌、日和見菌のバランスも変わってきます。
 すっきりすることで味覚も変わります。気分も変わります。
 免疫で1番大切なのが腸内環境ですが、口の中に大量の菌がいる状態で食事して、しかもあまり噛まず飲み込むとすると、腸の状態も悪化するでしょう。
 また、歯ブラシを楽にするのかどうかは、食事内容や心の状態、身体の使い方などにもよります。 
 口呼吸で口の中が乾いていると、歯垢は落ちにくくなります。
(使ったお皿をすぐ洗うのと、しばらく置いて乾ききって洗おうとすると、労力は全然違いますよね^ ^)
 新型コロナウイルスでは、まだはっきりと言えないかもしれませんが、インフルエンザウイルスは口腔内が清潔に保たれていることや、鼻呼吸で感染率が明らかに低くなります。
 また、鼻呼吸では鼻毛というフィルターはありますが、
 鼻から喉に向かっていくときに、角度の変わる上咽頭という部分は炎症が起こりやすく、こちらの慢性炎症も口腔の炎症とともに、身体の体力を奪ったり、アレルギーや免疫機能の暴走を起こすことが指摘されています。
 現在色々な鼻洗浄グッズがありますので、帰宅したら、手洗いと共に鼻うがいの習慣をつけてみてはいかがでしょうか。
 食事に関しては、これまでの投稿をご参考にしてくださいませ。
  とにかく、アイスやジュース、スイーツを毎日の習慣として、飲み食べすることはやめましょう😂
(家の冷蔵(冷凍)庫にアイスやジュースやお菓子がいつも置いてあるということは、いつ食べても良いですよ、ということです😂
  子供が食べるといって、子供が悪いわけではありません。)
 また、健康食品と言われるものもよく選びましょう。
 虫歯になってなければ大丈夫、ではありません。
 歯垢がベトベト、歯肉が真っ赤、出血する、口内炎がよくできる、口臭がある、皮膚が荒れる、すぐ疲れる、集中力がない、暴れる、奇声、急に眠くなる、甘いものがきれるとイライラする…
 血糖の乱高下が起きていて、感染症や熱中症になりやすい状態かもしれません。
 ワクチンが開発される前にも、身体の中、身体の外からできることはたくさんあります^ ^



2020年7月26日(日)

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